やっぱりどうあがいてもゲームが好き

誰も見ないだろうけどどうしても文字にしたいなと思って久しぶりにTwitter以外に文字を打ちます。(匿名ってところがいいですね!)
私は26歳の女です。所謂オタクといわれる人種です。どちらかというとアニメや漫画(も嗜みますが少ないので…)よりもゲームが好きなオタクです。
最近話題の30歳腐女子のような話題ではなく…純粋に好きだという気持ちを書きたくなりまして。


ゲームは今でこそスマフォが普及して以前よりも触れる方も多いのではないでしょうか。
特に女性向けゲームもメキメキと芽を出してきて…今だとツイステッドワンダーランドの話題がTLから尽きません。私も大のディズニー好きなので楽しませていただいております。

さて、本題なのですが据え置きの話が多めになるかと思います。
少しだけ長くなってしまうかも知れませんが、この記事を書こうと思い立った私の一覧の流れをお付き合いいただけると嬉しいです。

今年の3月の末で辞めたその会社は私にとっては2社目の会社でした。この話をする前にまずは1社目の会社の話をします。
1社目の新卒で入った会社は個人経営のエステティックサロンでした。
私はゲームも大好きなのですが、それとは別で美容関係の話題も凄く好きで、学校も2つの学科で学びました。
自身にコンプレックスがあり、学生〜就職する前にも15キロ以上体重を落とした経緯もあり、同じように悩む人達に希望や勇気を与えられる、そんなエステティシャンになりたいと夢見て入社しました。

入社して何年かは頑張ってきましたが入社1年以内で店長や副店長が全員辞めてしまい(主にオーナーへの不満、デキ婚、異業種へ転職などでしたが何故かデキ婚が多かったです)頼れる同世代もいなく、言ってる事が転々と変わるオーナーに振り回されて挙げ句の果てに給料も低ければボーナスも出ない。
ただただ消費され、頼れる仲間はいなくてどうしよもない日々…帰り道も泣きながら運転する日もありました。
毎日勝手に涙がでる、暴飲暴食で食に走ってしまう…自分自身が「ヤバイ」と実感し何か食以外でストレス発散させるものはないかな…と思いふと思ったのがゲームでした。

当時もそれなりに嗜んでいましたが手軽さからソーシャルゲームを遊ぶ多く、所謂廃課金手前になるくらい費やしていました。きっとそこでしか手軽に発散できなくなっていたのでしょうね。どのゲームかはご想像にお任せします。時には諭吉2桁手前まで課金する事もありました。
人によっては微課金かも知れませんが、収入が多くはない私にとっては重度な課金。
(ストーリーもキャラクターも魅力的で、以前ほど熱心ではないのですが今でも楽しませていただいております)
流石に「無理のある課金」と思い、課金要素の少ない据え置きゲームを何かやろうの思い立ちました。

やろうと思えばすぐできる環境下でしたが(ハードもPS3、4、Switchなど)精神的にもギリギリで据え置きは腰が重くて… わたしにとってはある意味「治療」とまではいきませんが藁にもすがる思いで学生の時夢中になって遊んでいた据え置きゲームや携帯ゲーム機を今の状況から何か変わるかもしれない、と手に取りました。

基本的にどのゲームのジャンルも得意不得意はあれど嗜む方ですが中でも私はRPGが大好きで、ひとときでもいいから別の誰かになって冒険したい、と思い手に取ったのがドラゴンクエスト11でした。
スクエアエニックスさんはFFや(特にナンバリングならⅨが一番好きです)KHで大変お世話になっていましたが、ドラクエは未履修で以前から気になったいたので最新作の11を始めました。

ドラクエといえば主人公が勇者で(一部勇者ではない人もいますが)…という誰もが一度は聞いたことあるあのオープニングのテーマ曲。
私が勇者になるのは初めての出来事でした。
久しぶりの据え置きで楽しめるかな…この精神で…と不安もありコントローラーを握りしめスイッチを何ヶ月ぶりに付けたその日、気付けばそんな不安もかき消され、気付けば寝る時間ギリギリまで遊んでいました。

「めちゃくちゃ楽しい…」

その日以来私は仕事が終わり、毎日家に帰り食事を済ませて、お風呂を入ってコントローラーを握りしめる時間が増えました。たくさん笑い、そして「辛い」以外の気持ちで泣き、心が奮い立たされて私自身がとても強くなれな気がしました。
ドラクエの以前のナンバリングタイトルは未履修でしたが、ゲーム好きならではの演出を察すると心が震えて…特にフィールドBGMが変わるあの演出めちゃくちゃ好きです。きっと私よりもドラクエに触れてた人はもっと心が震え熱くなったのだと思います。

初めは相変わらず泣きながら運転した日もありました。けどドラクエ11を初めてから少しずつそんな日が少なくなり、そして私が勇者として役目を果たした5月。
ついに私はオーナーに会社を辞めることを告げました。


2社目の会社もエステティックサロン。前の会社とは異なり、雰囲気や客層もガラリと変わりました。それでも私はやっぱりエステというお仕事が大好きでした。
通勤距離もお給料も前の会社よりも多く、ライフバランスも取れてたし順風満帆でした。
そんな日々も今年の3月に大きく変わってしまいました。突然部長から県外の転居を伴う異動を言い渡されました。元々私の転職時の入社条件は県内で働く…というもので提案自体が条件と違う…何よりもコロナウイルス真っ只中で家族も闘病中の人間もいるし…
その提案自体に驚愕し裏切られた気持ちになり予定にはありませんでしたがきっぱりと会社を辞めました。
作家の方が心が折れて筆を折る、という表現があるとするなら私の場合は腕を折る、になるかもしれませんね。もう戻らない、そう思いました。

「今は時期的にも危ないし今までたくさん休みがなかった分少し休んでから転職したら?」

そんな家族や周りからの提案もあり自粛期間中は出来る範囲の転職活動はしつつゲーム好きを発揮していました。
あつまれどうぶつの森…あつ森があの時に発売されて楽しい日々を過ごしていました。
フォロワーさん達とレシピ交換やカブ価チェック…etc
会社にぞんざいに扱われて(今思えば遠回しの首切りだったのかも知れません。私の大好きな先輩も同じ事を部長に言われ私と同じ選択をしていました)モヤモヤした気持ちも晴れていきました。

そのうちに外出できない事もあり広大な土地を走り回りたい!…という事で以前から積んでいたゲーム
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」
を真剣に進めよう、と攻略本も購入。
今のご時世ネットでまとめて攻略も載っていますが私にとって攻略本とは、旅のガイド本みたいな物。ガイド本を買えば以前より見に入るだろう、と半年以上近くぶりにハイラルの地に降りました。
ゼルダシリーズもこれが初めて。スマブラではトゥーンリンクを多用していました。知識としては「ゼィヤァァア!!!!」「ボム」「大きな盾とブーメラン」くらいでした。
オープンワールドで自由性も高く、ただ歩いているだけでも楽しくてストーリーの方はほとんど手をつけていませんでしたが真剣にストーリーを進めていく内にどんどんとその世界にのめり込んでいくようになり、ついには自室には 沢山のゼルダシリーズamiiboが増えていく始末。
思っていたよりも何倍…いや何百倍も楽しくてたくさん泣いてたくさん胸が締め付けられたくさん笑い、そしてたくさん勇気をもらいました。
間違いなく私が人生で遊んだ中で楽しかったゲームベスト5にはいるゲームになるだろう。追加エピソードも慌てて買いました。

 
そして転職が決まり、新たな職場で働いている現在。イヤホンをつければただの通勤路もブレスオブザワイルドの世界にいられるようになるように。(サントラを買いました)
過去作品も手持ちハードでできるので先走って購入。毎日がとても楽しくて仕方がありません。

いい歳してゲーム…と思う方もいるかも知れませんが、私にとっては1度人生を救われたものでした。1社目の会社を辞めるというきっかけや勇気を貰えました。
ソーシャルゲーム、据え置き、携帯ゲーム機、PC…etc色々な媒体で様々なゲームがあり、そして私もまだ出会っていない神ゲーと呼ばれるものがまだあるのだと思うとあまりにも嬉しくて楽しみでたまりません。
きっとシワシワのおばあちゃんになっても私はコントローラーを握っているのだと思います。ハイブランド鞄にでも私は3DSやSwitchをつっこんで歩く女です。もはや生活の一部。私の大きなターニングポイントには必ずゲームがありました。
全てのゲーム制作に携わる方達に深い感謝の気持ちを捧げたいです。実は小学生の頃本気で任天堂で働きたい!と駄々こねた事もありました(笑)今でも違う人生を歩んでいたら製作側になれたらなぁと思う事もあります。


…と気づけばかなり長くなってしまいました。年相応に私も結婚願望もあり家庭を持ちたいという夢もあり、現在婚活中の身です。
もし夢が叶い子共も授かったら旦那さんと子供と遊べるカーチャンになりたいです、今の密かなタスクです。
仕事もプライベートもゲームも!欲張りなので頑張るぞ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!










ps
人は人、自分は自分!30歳腐女子の話題がありましたが好きに生きればいいと思いました。世間の目があろうが自分の人生というセーブデータは何にも変えられない、自分だけの物語ですからね。
私は貪欲なので結婚も家庭も趣味も身だしなみもできる範囲内で両立できて最高のエンディングを迎えられるようにたくさん経験値を積んで自身の「育成」「レベリング」を頑張ります。難易度はとても高くてもクリアできないゲームはないのですから。
ゲームでも、勝つためのレベリングや育成や技磨き…きっと現実世界でも同じですね。